「今、出来ること」
皆さん、こんにちは。
世界中で猛威を振るっているコロナウイルス。
自分が住むオーストラリア、シドニーも例外ではありません。
日本にいる友人からもよく聞かれるので、簡単にシドニーの状況を書きたいと思います。
感染者の増加に伴って、街の規制もどんどん厳しくなっています。
チームの活動はもちろん禁止。レストランはtake awayのみ。
またつい先日、
2人以上での外への外出を禁止。
正当な理由なしに、外へ外出した場合、11000$の罰金と6か月の懲役。
というものが追加されました。
感染拡大防止を徹底しています。
People who leave their home without a valid reason can be fined up to $11,000 as well as a jail term of up to six months. #9Newshttps://t.co/ZvLSLT51ut
— Nine News Sydney (@9NewsSyd) March 30, 2020
自分の状況はというと、
街がロックダウンされる以前は、
サッカー選手、サッカースクール・運動教室コーチ、日本食レストランアルバイト、日本語家庭教師
として、生計を立てていました。
ただ、規制により、今ある仕事は、
週1日1時間の日本語家庭教師
のみという状況です。
ほぼほぼ無職です、
正直、相当厳しい状況です。
シドニーの皆様、なにかお仕事の情報があれば、教えて頂けると幸いです、、
だけど、こんなときだからこそ、
自分が今までいかに恵まれていたか、というのを感じることが出来ています。
「チームメイトと勝利を目指して、本気でサッカーが出来ること。」
「子供たちに広い芝生の公園でサッカーを教えられること。」
「仕事があって、働けるということ。」
「友人とカフェで美味しいコーヒーを飲みながら、話すこと。」
全てが当たり前ではないと気づきました。
じゃあこの状況でなにが出来るのか?
「不必要な外出を控え、家にいること。」
「買い物等外出した際は、Social distanceを保つこと」
「リーグ戦再開を信じて、限られた中で、トレーニングを積み重ねること。」
「出来た時間で、英語の勉強、読書、自分の思考を整理すること」
出来ないこと、制限されているものに目を向けて、現状を嘆き、negativeになるよりも、
今出来ること、今だからこそ出来ることに目を向けて、positiveにいきたいです。
僕は、positiveでいることは、それを人に伝染することが出来ると思っています。
みんなでpositiveに、この状況を乗り越えましょう!!
語学学校
皆さん、お久しぶりです。
先週末、自分のチームが所属するNPL2NSWのシーズンが開幕し、開幕戦は2-2のドローでした。
サッカーのことに関してはまた改めて、別で書こうと思います。
サッカーのシーズンが開幕した一方で、
先日、8週間通った語学学校を卒業しました。
今日はこの語学学校で感じたことを書きたいと思います。
勉強とは
世界各国から来ている学生たちと同じ教室で授業を受ける中で、色んなスタイルの勉強の方法を目にしました。
自分も含めて日本人は、まず先生が言ったことを細かくノートを取って、自分なりに考えてから質問するのに対し、
タイ人や南米から来ている生徒はとにかく先生に質問攻め。自分が疑問に思ったことはすぐに質問。納得いくまで質問。
ノートなんてほとんど取ってませんでした。とにかくアウトプットして覚える。時々、とんでもない的外れな質問をすることもありますが、めちゃくちゃ笑顔でごまかすし、そんな失敗1ミリも恐れてないように見えました。
日本人の勉強法を否定するつもりはありませんが、「勉強する」っていう言葉の意味を考えさせられました。
教養
授業の中で2分間で様々なトピックについてプレゼンするというものがありました。
トピックは自分の今後のキャリアだったり、好きな街だったり、自分の国についてだったりetc
その中で、感じたことは「自分日本について全然知らないな。。」
ということ。
キャリアのことだったり、自分の家族のことがトピックのときは、スラスラ詰まらず、プレゼン出来ました。ただ、トピックが日本の政治だったり、伝統的な建造物、観光地だったりしたときに本当に薄っぺらいことしか話せなくて、自分自身でちょっと寂しいなと思ってしまいました。話したいことを英語で伝える訓練をするのが目的なのに、そもそもその話したい事が薄っぺらかったら良いプレゼンなんてできる訳がありません。
これは海外に出た人がよく言うことだと思いますが、学校に通って本当に痛感しました。
『外に目を向ける前に、内のことを知る必要がある』
いろんなことに言えるかなと思います。
サッカーは共通言語だけど、世界の全てではない。
「サッカー見る?」「どこのチームのファン?」
これだけですぐ友達出来ます。
サッカーって本当にすごいスポーツだなと改めて感じました。
ただ、その一方で、当たり前ですが、サッカーに全く興味の無い人だっています。
タイ人の女の子とペアで自分のキャリアについてプレゼンの練習をしていたときのことです。
僕は自分の選手としてのこれまでのキャリア、これからどうなっていきたいかを2分間プレゼンしました。自信満々に一度もつまらず、話しました。
彼女から返ってきたフィードバックは、
「あなたのプレゼンはすごくよかった。だけど、ごめん私全くサッカーに興味ないの」
そりゃそうだよなーと。
サッカーは自分の中心だけど、彼女にとっては別にただのスポーツの一つでしかない。
コミュニケーションを取るために、言語は必要不可欠だけど、
「相手の視点を考えて話す力」だったり、
「内容を抽象化して、伝える力」
っていうのも大切だなと感じました。
まとめ
8週間と短い期間でしたが、本当に刺激的で、楽しい時間でした。
サッカーのチームメートはみんなオーストラリア人なので、多国籍な生徒たちと一緒に授業を受ける中で、普段とは違った発見や学びがたくさんありました。
4月からはビジネスコースに進学して、英語でビジネスについて学ぶ予定です。
サッカーで結果を残すことはもちろんですが、多方面で成長していきたいと思います。
今日は、シーズン第2節vsWestan Sydney Wanderers戦。
開幕戦引き分けてしまったので、初勝利目指して頑張ります!!
最後まで読んで頂きありがとうございました!
一時帰国
お久しぶりです!
シドニーから日本へ帰る途中の機内で、このブログを書いてます。
ジェットスターを利用して帰ってます。朝6時シドニー発でゴールドコースト経由便。
身体はめちゃくちゃキツいです。
もっといい選手になって、JALかANAのビジネスクラスで帰れるくらいになるよう頑張ります、、
前回のブログで、シーズンの振り返りを書いたので、
今回は、シーズン終了後から帰国までの3ヶ月半での出来事、そこから学んだことを書こうかなと思います。
プレーヤー
運良くシーズン終了直後に、来シーズンのオファーを貰うことが出来て、サインしました。
11月中旬から始動しましたが、前回のチームと比べて、より組織としてオーガナイズされているし、自分に求められる役割も昨シーズンとは異なって、より自分の強みを活かせるかなと感じています。
年末年始はチームもオフになり、1月中旬から3月のリーグ開幕に向けて再始動する形になります。
コーチ
11月から現地のサッカースクールでコーチをさせて頂いています。子供達は7割日本人、3割韓国やオーストラリア人等といった割合なので、日本語と英語を織り交ぜながらのセッションです。
日本でもスクールコーチをやらせて頂いていましたが、英語での指導は初なので、日々試行錯誤しながらやらせて頂いています。
アルバイト
10月から僕と同じくオーストラリアでプレーしている日本人選手の紹介で、シドニーのうどん屋さんでアルバイトを始めました。オフシーズンはサッカーでの給料が出ないので、生活する為に、アルバイトをしなければいけない状況です。セミプロの宿命です。
物価が高いオーストラリアで安くうどんが食べられるので、すごく忙しいし、大変ですが、まかないで毎回うどんを食べられるのは最高です。
日本語教師
家のオーナーの紹介で、日本への交換留学を来年に控えている2人の高校生に、週に1回、日本語を教えています。教え始めて気付きましたが、日本語ってとんでもなく難しいですね。文字はひらがな、漢字、カタカナとあるし、英語と文法は違うし、下の写真みたいに、そもそもまず、話す視点が違ったり。
英語難しいなんて言ってる場合じゃないなと感じてます。
まとめ
ざっくり、書きましたが、シーズンオフのこの3ヶ月半でもたくさんの学び、成長がありました。
この全てに共通することは、
「自分1人では始めることが出来なかった。」ということ。
言い換えれば、「誰かにチャンスを与えてもらった」ということ。
来季のチームも、コーチも、バイトも、日本語教師も。
Wollongongにいたときも、Sydneyに引っ越しても、日本人、オーストラリア人に関わらず、本当に自分は出会いに恵まれて、たくさんの人に助けて頂いています。
そのことに感謝を忘れてはいけないし、その頂いたチャンスを最大限活かして、各方面でもっと成長していきたいです。
日本には約1ヶ月滞在します。
母の手料理を食べ、温泉に入り、会いたい人に会いたくさん刺激をもらい、もちろんトレーニングも。
とはいえ、予定は全然埋まっていないので皆様お誘い待ってます。笑
来シーズンさらに飛躍するために充実した1ヶ月にしたいなと思います!!
シーズン終了。次に向けて。
先週末、リーグ戦が終了し、1ポイント差で目標としていたプレーオフ進出を逃す結果になりました。
正直、今でも悔しいです。まぎれもない自分の力不足です。
オーストラリアでの1年目のシーズン。
外国人プレーヤーとしてプレーして、学んだこと、もっと活躍する為に必要だと感じたことを、自分なりにきちんと言語化して、
次に繋げていこうと思います。
「結果が全て」
やっぱり1番感じた部分です。
外国人枠としてプレーしている以上、オージーの選手と同じクオリティでは評価されない。「スペシャル」な存在でないといけない。
今シーズン全試合出場しましたが、チームは12チーム中6位。個人として3得点4アシスト。明らかに物足りないです。ポジション等もありますが、数字が1番分かりやすく評価されるのは事実。
「自分の役割を理解すること、柔軟性」
「自分が求められている役割」を正確に理解する。
求められている物を表現しつつ、自分の強み、武器を出せるか。
また、求められているものが自分の強みと違う部分であったり、違うポジションだったとしても柔軟に自分のプレーを変化させて、結果を出せるか。
本来自分はボランチ、DFの選手ですが、
今シーズン、2試合だけ、小学4年ぶりに1トップやりました。
伸び代ですね。
「コミュニケーション、英語」
コーチングを聞いて、理解するだけでなく、
自分から主張できるか。
サッカーは一瞬で状況が変わるので、
いかに瞬時にコーチング出来るか。
Man on!(相手が来てるぞ)
Close right!(右を切れ)
など、単語単語でコーチングするだけでなく、
戦術だったり、パスのタイミングだったり、深いところまで。
ハーフタイムになれば、ボードを使えるので、話し合えるけど、プレー中にいかに改善出来るか。何度も悔しい思いをしました。
もっと英語学ばないと、、
「少しの諦め」
チームメイトのとんでもないイージーミス。天候。レフリーのジャッジ。照明が暗くて、全然ボールが見えないボコボコの練習場。
自分がコントロール出来ない物に対して、ストレスを溜めるのではなく、自分がコントロール出来るものに集中して、100%のエネルギーを使う。
大事なのは分かっているけど、難しい。
この他にも多くの学びがありました。
プロの選手でもないし、結果を残せたわけでもないですが、
少しでも何か感じてくれたら嬉しいです。
サッカーはいつも色んなものを自分に与えてくれるし、学ばせてくれます。
この学びを、来シーズンの自分のプレー、もっと言えば今後の人生に活かしていきます。
シーズンは終わりましたが、
年内はオーストラリアに残り、身体作り、語学向上、アルバイト、来シーズンのチーム探しをしていく予定です。
来シーズンさらに活躍する為の準備期間として、
やるべきことをやっていこうと思います。
お読み頂きありがとうございました!!
The grass is always greener on the other side
久々の更新になりました。
オーストラリアに来て半年が経ち、東京生まれ東京育ち、初海外の自分にとって、
最初は全てが新鮮で、刺激的だった毎日が、当たり前に変わり、良い意味でも悪い意味でも慣れとは怖いなと改めて感じています。
まずは現在のチーム状況を。
レギュラーシーズンも終盤に入り、残すところ4試合。
現在自分が所属するWoononaは暫定6位で、今シーズンの目標であるグランドファイナル進出できる5位以内に入れるかどうかギリギリのところです。
自分個人としては、全試合に出場させてもらっているものの、得点、アシストといった数字の部分はあまり残せていないので、残りの試合ではより一層数字にこだわりたいと思います。
本題に入ります。
タイトルの意味は
「隣の芝は青く見える」ということわざです。
先週、連戦中、体調を崩してしまいました。
なんとか試合には出場しましたが、案の定自分のパフォーマンスは最悪。
自分の中でネガティブな感情が溢れました。
「なにしに自分はここに来たんだろう」とか、
「これじゃもっと上のレベルでプレーするのは無理だな」とか。
そんな時、ふと携帯でSNSを眺めながら、自分の頭の中によぎったのは、学生時代サッカーで出会った友人達が日本で一流企業で立派な社会人として働く姿でした。
サッカー以外のフィールドで社会に出て、色んな物と闘ってる友人達に対して、
「羨ましい」という感情が少し自分の中にありました。
数日経ち、自分の中に「ブレ」が出ているということに気付きました。
こっちに来た当初は、
「絶対にここでサッカー選手として結果を残してステップアップする」
「絶対にサッカーで両親に恩返しする」
その想いしかありませんでした。
誰になんて言われようと。周りの目など気にせず。
もちろんサラリーマンの方々を否定しているわけではありません。
自分は出会いに恵まれ、多く素晴らしい社会人の方々を知っています。
ただ、「羨ましい」という感情は少し違うなと。
なぜなら海外でサッカーをするという選択をしたのはまぎれもない自分自身だから。
今回、自分が一番伝えたいことは、
『どこにいたって、どんな仕事をしていたって、自分の夢や目標に向かって100%努力出来ていなければ、いつまで経っても「隣の芝生は青い」状態で人生を送ることになるなということ。』
なので、今回自分が「羨ましい」という感情を抱いたということはまだまだ努力が足りないというまぎれもない証拠なのかなと思います。
ありきたりなことでよく言われることですが、自分の胸に改めてしっかりと刻む為に、今回こうして書いてみました。
相変わらず文章を書くのは、難しいですが、
読んでくれた方が少しでもなにか感じてくれたら嬉しいです。
今日はリーグ戦Round19。現在2位のCorrimal戦。
自分がここに何しに来たのかというのをピッチで表現できればなと思います。
お読みいただきありがとうございました!
『どれだけ自走出来るか』
昨日までの3日間、両親がオーストラリアに来てくれて、
昨日のホーム開幕戦を観戦してくれました。
結果は0-4で完敗。勝利を見せることは出来ませんでしたが、
両親の滞在中、少し一緒に観光をし、自分がサッカーで稼いだお金でご飯をご馳走することが出来ました。
「サッカーでお金を稼いで、両親に恩返しをする。」
という自分の1つの目標をほんの少しだけ、達成することが出来ました。
ここから、さらに選手として、人として、成長して上のレベルに行くために、どうすればいいかというのを考える中で最近感じていることがあります。
それは、
「どれだけ自走出来るか」
ということです。
今自分は、チームで唯一の日本人、そして家はオージー4人とシェアハウスで暮らしている、という状況です。
当たり前ですが、自分はこの国では「外国人」。「外国人」の自分に対して、みんな優しいし、色んな面で助けてくれる。それはありがたいことだし、本当に感謝しています。
ただ、裏を返せば、「誰も自分に厳しいことを言ってくれる人がいない。」ということ。
プレーの面でも、生活の面でも。
昨日の試合もそうでした。
正直、自分は試合を通して、いつもよりパスミスやボールロストが多かったです。
ただ、それに対して誰も自分を責めないし、
むしろ「お前はよくやったよ。ディフェンダーがよくなかっただけだ」とか
「お前やっぱ上手いな!」のような声をかけてくれました。
自分を評価してくれることはありがたいですが、それに満足していたら、そこで成長は止まってしまうと思います。
ここから先自分が選手として、人としてより成長するには、
「どれだけ自分自身を律して、目標に対して自走出来るか」がとても重要だと感じています。
これは別に海外で生活することだけに言えることではないと思いますが、自分がいる環境においては特に重要なことなのではないかなと思います。
リーグ戦も始まったばかり。
来週末のリーグ戦に向けて、また一週間丁寧に準備していきたいと思います。
お読みいただきありがとうございました!!
いよいよ開幕
オーストラリアは夏が終わり、だいぶ涼しくなってきました。
もはや、朝夜は肌寒いくらいです。
ここ1,2週間はほぼ毎日雨が降り、雷雨で練習が中止になったりと、天気に苦しめられています、、
そんな中、いよいよ明日Illawarra Premier League が開幕します。
Illawarra Premier League はSydneyから南に1時間半程のIllawarraという地域で行われる独立リーグになります。
12チームHome&Awayの総当たりで22試合。
5位以内でリーグ戦を終えると、グランドファイナルに進むことが出来、年間チャンピオンを決めます。
ほぼ間が空くことなく毎週末試合があり、カップ戦が始まると平日にも試合が行われます。
独立リーグの為、昇格はなく、最下位が下のリーグに降格するシステムです。
Woononaは毎年降格争いをしているようなチームですが、
今シーズンは『5位以内』を目指します。
1人でチームを勝たせられるほどの圧倒的な実力が自分にあるわけではないのは、重々承知ですが、とにかくチームの為に走って、球際、空中戦闘って、勝つ為に泥臭くプレーしようと思います。
そして、自分のプレーで観ている人に何か影響を与えられるよう頑張ります。
まずは開幕戦。vsFernhill Foxes
勝っていいスタートを切ります!!