小田倉康太 ブログ

オーストラリアでセミプロサッカー選手として活動しています、小田倉康太です。海外生活の中で日々感じていることを書いていきます。

The grass is always greener on the other side

 

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久々の更新になりました。


オーストラリアに来て半年が経ち、東京生まれ東京育ち、初海外の自分にとって、

最初は全てが新鮮で、刺激的だった毎日が、当たり前に変わり、良い意味でも悪い意味でも慣れとは怖いなと改めて感じています。

 

まずは現在のチーム状況を。
レギュラーシーズンも終盤に入り、残すところ4試合。
現在自分が所属するWoononaは暫定6位で、今シーズンの目標であるグランドファイナル進出できる5位以内に入れるかどうかギリギリのところです。


自分個人としては、全試合に出場させてもらっているものの、得点、アシストといった数字の部分はあまり残せていないので、残りの試合ではより一層数字にこだわりたいと思います。

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本題に入ります。

 

タイトルの意味は

隣の芝は青く見える」ということわざです。

 

先週、連戦中、体調を崩してしまいました。
なんとか試合には出場しましたが、案の定自分のパフォーマンスは最悪。

自分の中でネガティブな感情が溢れました。


「なにしに自分はここに来たんだろう」とか、
「これじゃもっと上のレベルでプレーするのは無理だな」とか。

 

そんな時、ふと携帯でSNSを眺めながら、自分の頭の中によぎったのは、学生時代サッカーで出会った友人達が日本で一流企業で立派な社会人として働く姿でした。
サッカー以外のフィールドで社会に出て、色んな物と闘ってる友人達に対して、
「羨ましい」という感情が少し自分の中にありました。

 

数日経ち、自分の中に「ブレ」が出ているということに気付きました。
こっちに来た当初は、
絶対にここでサッカー選手として結果を残してステップアップする
絶対にサッカーで両親に恩返しする
その想いしかありませんでした。
誰になんて言われようと。周りの目など気にせず。

 

もちろんサラリーマンの方々を否定しているわけではありません。

自分は出会いに恵まれ、多く素晴らしい社会人の方々を知っています。

ただ、「羨ましい」という感情は少し違うなと。

なぜなら海外でサッカーをするという選択をしたのはまぎれもない自分自身だから。

 

今回、自分が一番伝えたいことは、
『どこにいたって、どんな仕事をしていたって、自分の夢や目標に向かって100%努力出来ていなければ、いつまで経っても「隣の芝生は青い」状態で人生を送ることになるなということ。』

 

なので、今回自分が「羨ましい」という感情を抱いたということはまだまだ努力が足りないというまぎれもない証拠なのかなと思います。

 

ありきたりなことでよく言われることですが、自分の胸に改めてしっかりと刻む為に、今回こうして書いてみました。

 

相変わらず文章を書くのは、難しいですが、

読んでくれた方が少しでもなにか感じてくれたら嬉しいです。

 

今日はリーグ戦Round19。現在2位のCorrimal戦。

自分がここに何しに来たのかというのをピッチで表現できればなと思います。

 

お読みいただきありがとうございました!